石の裏のダンゴムシ

みんなの安全基地。生きづらさを感じている人のための居場所です。

外に関心を向けること、他人と心でふれ合うこと。

 

明日は13時からダンゴムシの会があります。今回も10名(うち初参加1名)が参加する予定です。

「時間厳守でお願いします」と釘を刺され、もちろん寝坊しないようにするつもり(いつもそのつもりではいるのです)ですが、内心「起きてみないと分からないんだよなぁ」と思っていたりもする、そんなダンゴムシ前日のつっきーです。(苦笑)

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さて今日は、先日図書館で借りて読んでみた本を、ご紹介しようと思います。加藤諦三『なぜ、あの人は自分のことしか考えられないのか ― 「ナルシシスト」という病』(三笠書房という本です。

私は同氏の著書を初めて手に取ったのですが、心理や精神分析といったジャンルの著作も多く執筆されているようで、生きづらさを抱えている方のなかには、実際に同氏の著書を読んだことがあるという方もいらっしゃるかもしれませんね。初めて知ったという方は、もしこのエントリで興味を持たれたら本書に限らず、同氏の著書を読んでみると勉強になるかもしれません。ということでさっそく本書の内容に入っていきたいと思うのですが、「ナルシスト」(以下、本書に合わせて「ナルシシスト」とします)について、みなさんが抱くイメージとはだいぶ異なるのではないかと思います。その辺も注目してみてください。

 

ナルシシストは生きづらい

ナルシシズムは自己を愛することでなく、自己を救ってくれという孤独の叫びである。 (p.148)

心の底では孤独で自分に自信がない、それどころか誰よりも自分に絶望していて自己蔑視している、空虚感や劣等感が深刻で自分が相手にどのような印象を与えているか心配で仕方がない、etc…

本書において著者が指摘するには、ナルシシストはものすごく生きづらい。苦しくて苦しくて仕方がないんです。そんな自分の心の苦しみ、言い換えればそんな自分自身にとらわれてしまった結果、意識が自分自身に集中しているわけです。

自分に自信がなく、それどころか自己蔑視しているため、他人からの同情・共感・称賛しか支えになるもの(つまり、心のよりどころ)がないのですが、周囲の人々は構ってくれないし、なかなか望むように自分の存在を認めてもくれません。そのため「誰も自分のこの苦しみを分かってくれない!」と嘆くのですが、それを吐き出さずにはいられないため、自己憐憫や被害者意識、悲観主義といった形で表現されるのだそうです。尤も、他人から称賛等をどれだけ受け取っても目的は達成されないというジレンマを抱えています。

ナルシシストの度合いが強くなると、悩みを訴えるばかりで解決する意志はなく、誰かに解決してもらおうとするのですが、意見や提案をされてそれが気に入らないと「生き方を否定された」としてその人を憎み嫌ったりするようです。自分を認めてほしい(もしくは認められないのが怖い)という心理が、より過激で攻撃性を伴ったものになってしまうわけですね。

かなり端折った説明なので分かりにくいと思いますが、要するにここで言うナルシシストとは、自分で苦しみから抜け出すことができず、でも救ってくれる「誰か」「何か」もない、そんな状況のなかでとにかく苦しんでいる人なのです。

 

ナルシシストであるのには理由がある

ナルシシストは幼児期から自分で自分を守らなければならなかったのである。誰も自分を守ってくれる人がいなかったから、そして子どもの知恵で自分を守る習慣がついたから、間違った守り方しかできなくなっているのである。 (p.191)

さて、ここまでナルシシストとはどんな人なのか、その性格や特徴をおおまかに説明してきましたが、そんなナルシシストが生まれる経緯について、著者は幼少期の家庭環境が関係していると言います。

例えば、そもそも親がナルシシストであれば、その子はナルシシストになることがあります。親の心が自分のことで精一杯であれば、子どもに対する関心はどうしても希薄になってしまいます。結果、その子どもは成長するにあたって必要な承認欲求の充足を得ることなく、成長してもその欲求を解消できずに抱えていくことになります。自分がいかに辛いかといった愚痴ばかり聞かされるなんてことは結構ありそうですが、それもまた本書でいう「ナルシシストの再生産」に繋がります。また干渉や支配、そして暴力といったものがあるなかで育てば、子どもはそれを愛情や関心だと誤解し、関心を「干渉されている」と感じるため避けたいと思うようになり、親しくなることや近さが耐えられなくなると言います。

幼い頃から、親といった周囲の重要な人から「現実の自分」を受け入れてもらえなかったことで、間違った態度を身につけてしまった。それがいま(大人になって)「現実の自分」を受け入れられない理由である、と著者は述べています。ナルシシストであるのにはこのようなちゃんとした理由・背景があるので、自分を責めることなく、まずこの事実を受け止めて新しい人間観(人間と接する力)を形成していきましょう、とのことです。

 

ナルシシズムから抜け出す方法

最大の問題は、いかにして自己愛からのエネルギーを解放するか、いかにして自分に巻きついている意識を、対象に向けて投げ出せるか、ということである。 (p.200)

ナルシシズムを解消するために大切なのは、まず自分がナルシシストであるという認識だと言います。そして次に、そのナルシシストである自分を責めないこと。上述しましたが、自分がナルシシストであるのにはちゃんと理由があるのです。だから自分のなかのナルシシズムを認めて自分を肯定する。ナルシシズムを克服し自分を信じて生きないかぎり、その人は永遠に孤独で傷つきやすいのだそうです。自分を信じて生き始めるには、自分の心の底にある絶望感と向き合わなければいけません。勇気を持ってその絶望感と自分に向き合うこと。それが第一歩です。

また具体的な方策としては、まずとにかく紙に書き出してみること。苦しいことや周囲には言えない本音なんかを書き出すわけです。ここであえて「書く」ことをおすすめしているのは、誰かに「話す」だと印象や評価を気にして話せないだろうからということで、とにかく誰にも言えない本心を書き出すということが挙げられています。それとこれはすこしスピリチュアルな気もするのですが、なるべく自然に触れること。自分の世界に閉じこもらず、風や空気を感じて四季を、さらには悠久な時間の流れを感じることで、意識を外(自然)と繋げることも大切なのだそうです。

この意識を外側へ向けるということ、これがいちばんのポイントなのだと思います。著者は本書のなかでナルシシズムを、成長の敵、自分自身であろうとすることの最大の障害、幸せになる最大の障害、と述べています。また東洋でいう「無」、西欧でいう「自由」とは自己愛からのエネルギーの解放であるとも言っています。これまでナルシシズムで自分に向いていた意識・エネルギーを別のところへ向ける。興味のあるものや他者への愛などなど、自らの情熱を注ぐ対象を自分の外側に見つけるわけです。そのようにして自己実現へと自分のエネルギーを向けることで人間は幸福になる。それが著者の主張でした。

 

いかがだったでしょうか。著者の主張・意図を正しくお伝えできていれば嬉しいのですが、だいぶ無理矢理まとめてみた感じなので自信はないです。ここに書けなかった有益な指摘・示唆等も多々ありますので、ぜひとも実際に本書を手に取っていただくとよろしいと思います。それでは最後に、印象的だった部分を3つほど引用して終わります。

問題は自信がもてないことじたいではない。自信がもてないことをここまでおおごとにするパーソナリティーである。 (p.174)

心のふれ合いが生きる土台である。心が強い人というのは生きる土台をもっている人である。心が弱い人というのは生きる土台のない人である。 (p.26)

生きることは、「信じることができる」ことと「好きなものがわかる」ことである。
不幸とはこの二つがないことである。 (p.186)

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【お知らせ】

明日4月23日(日)のダンゴムシの会、参加希望は本日(22日)18時で締め切らせていただきます。参加希望の方はお早めにご連絡ください。

dango64.hateblo.jp

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以上、つっきーでした。
それでは次回更新をお楽しみに。

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参加希望や当会に関する質問等、各種お問い合わせはメールフォームにお願いします。
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ちょっとずつ変化、ちょっとずつ進化。

 

いきなりですが、レポートや告知に関するエントリ以外のネタが切れかけて困っています。「明日起きて考えてブログ書こう」と思っていたら昼過ぎに目が覚めてしまって、結局これまでの正午更新を止めてしまう結果となりました。もう18時更新にしようかなぁ。

とりあえず読書はちょこちょこしているので、来週あたりは読んだ本の紹介でもしようかと思っています。最近私にも、やりたいことというかやってみたいことが見つかり、その勉強をし始めたため忙しめのニートになっているのです。あくまでもこれまでの自分と比べて、ですが。まぁとにかく今日は目新しいネタがないので、運営雑記ということで、どうでもいいようなことをつらつらと書いてみようかと思います。

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今月の会からは、これまで会の中心となっていたえんぴつメガネさんがいなくなり、本格的に新代表と運営メンバーが中心となって会を運営・進行していくことになるわけですが、会の内容についてはいろいろ試行錯誤しながら、より有意義なものになるよう努めていきたいなぁという感じです。これまでのやり方でも、継続してやっていくべきものと、そろそろ変化を加えた方がよさそうなもの、もしくはあまり有意義だと感じられないものがあったりします。参加回数の多い参加者にとってはマンネリ化してるようなものもあるような気がしますし、以前試したけどいまいちだったものをやり方を変えてやってみるのも良いのかなぁと思ってます。

たとえば、私が個人的にやってみたいなと思っているのが、本の紹介&貸出会。ACだとか毒親だとかその他いろいろな生きづらさに関連する本、実際に読んでみて参考になったオススメ本なんかを会の中で共有するのもいいのではないか、と思うのです。そして気になった本があれば借りて読むことができる。そして次回、読んでみた感想を貸した人と借りた人で話し合って意見交換したりなどして、交流と知識・見分を広める(深める)。実は、以前「本の交換会」というのを1回やったのですが、ランダムに本を交換するやり方があまり良くなかったのか、あまり興味のない本が当たったりもして反応としてはイマイチだったような感じがしたのです。それに交換ということで最終的にあげる形になったのですが、本当にタメになったりする本って「また読み返そうかな」と思えるものだと思うので、そのあたりもすこし気になったところでした。そういった反省点・改善点も含めた「本の紹介&貸出会」を考案しています。需要がありそうだったらやってみたいなと思っています。

とまぁ他にもみんながそれぞれに思っていること(アイデア)もあると思うので、変えるべきところは変えていきながら、落ち着きや安心感はこれからも守りつつ、会がより有意義なものになればいいなと思うわけです。そしてついでに(?)ブログのネタもみんなに考えてもらって、「こういうのブログで書いたらいいと思う!」と意見してもらえたらとても助かります。もう他力本願です。半分は冗談ですけど半分は本気でそんな風に思ってます。(笑)

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【お知らせ】

4月23日開催のダンゴムシの会、参加希望は22日18時で締め切らせていただきます。開催要項や参加希望の仕方等、詳しくは以下の記事でご確認ください。

dango64.hateblo.jp

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以上、つっきーでした。
それでは次回更新をお楽しみに。

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【告知】4月開催のお知らせ(2017/4/23)

 

こんにちは。「石の裏のダンゴムシの会」の つっきー です。

だいぶ暖かくなって過ごしやすい季節になりましたね。私は先日ひとりでお花見をしてきました。ひとりでお花見するぐらい、ニートで基本ぼっちな私にとっては何の問題もありません。へっちゃらです。重要なことなのでもう一度言いますよ。何の問題もありませんッ!←

とまぁそんなことはどうでもいいのですが、新年度を迎え、進学や就職、進級や異動・転勤などなど、環境が変わったという方も多いのではないかと思います。特にこれまで生きづらさを抱えてきた人にとっては、環境の変化や新たな挑戦というのはより大きな不安を伴うものなのではないでしょうか。

そんな生きづらさとか不安について、気軽にゆるく話してみませんか。ダンゴムシの会は生きづらさを抱えた人たちが集まって語り合う会です。新年度なので改めて言ってみました。

というわけで今月(4月)の告知です。

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【開催要項】

 〇日時 : 4月23日(日) 13:00~16:00
      その後、二次会もあります(自由参加です)
 〇場所 : 新宿駅近くの貸し会議室(予約済みです)
 〇費用 : 3600円 ÷ 参加者数(貸し会議室代です)

  ※利用する会議室のスペース上、最大でも13名ほどが限界です。
    参加希望者がそれを上回った場合、参加を締め切らせていただきます。
  ※参加希望状況は随時、追記(Twitterでもお知らせ)していきます。
  ※集合等の詳細は、参加希望者の方にのみ、別途お知らせします。

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【追記:参加希望状況(4月22日18時00分)】

現在、1名キャンセルが出て、計9名(男性6名、女性3名、うち初参加1名)です。参加希望の締め切りは本日(22日)18時です。参加希望の方はぜひお早めに、メールフォームからご連絡ください。

参加希望は締め切らせていただきました。

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【参加をご希望の方は】

お手数ですが、以下のメールフォーム(お問い合わせ)にて各質問事項に回答の上、送信してください。明らかに不審な方である場合は参加をお断りすることもありますが、基本的にはどなたでも大歓迎です。確認次第、こちらから折り返しメールにてご連絡します。

goo.gl

なお、質問事項にもありますが、ダンゴムシの会では連絡手段として主にLINEを利用しています。大半の参加者にはLINEグループに入っていただいていますが、LINEをやっていなくても(グループに入らなくても)参加できます。その場合でも、次回からは同メールフォームにてより簡単に参加希望ができます。

LINEのグループに入っていただける場合、返信メールに私 つっきー のQRコードを添付しますので、まずは友達登録をお願いします。お互いに友達登録しましたら、①ダンゴムシの会の全体グループ②今月参加する人だけのグループ の2つに招待します。①はこれまでの参加者全員が対象で、共通連絡や毎月の参加確認をするためのグループです。②は当日の具体的な集合場所や集合時間についての連絡、また集合時の連絡(遅刻や場所が分からない場合等の連絡)に使います。その月の会が終わったら、このグループは解散します。その他詳しいことはメールにてお伝えします。

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以上、つっきーでした。
参加希望お待ちしております。

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第21回ダンゴムシの会レポート(2017/03/26)

 

第21回ダンゴムシの会を、先月26日に実施しました。

えんぴつさんが最後ということもあり、会の終わりにサプライズで寄せ書きをプレゼントしました。オンライン上でメッセージを募ってそれを寄せ書きにできるサイトがあって、今回それを利用させていただいたわけですが、いやぁ、便利な世の中です。会って書いてもらうことが難しい人にも協力してもらえますしね。

そして今回も初参加者の方から感想をいただくことができました。お願いしたわけでもないのに感想を送ってくださったのです。いやぁ、本当にありがたい。この場をお借りして改めて感謝申し上げます。感想は本エントリの後半で紹介しています。

というわけで第21回のレポートです。

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【3月の会の概要】

 《会の流れ》

   1.自己紹介
   2.カテゴリートーク
   3.カテゴリートーク
   4.カテゴリートーク
   5.片付け
      (トークは各30分)

 《トークテーマ(カテゴリー)》

   1.AC(アダルトチルドレン)・家族
   2.仕事
   3.人間関係
   4.恋愛
   5.ネガティブ
   6.社会・世間

 会終了後、近くのサイゼリヤで2次会(自由参加)

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【参加者について】

今回の参加者は計12名で、内訳としては男性9名に女性3名、うち初参加の方は1名で男性でした。今回は仕事、人間関係、ネガティブ、社会・世間、について話したいという人が多かったのかな、という印象です。特に仕事に関していえば、4月から働くことが決まった人が数人いたりしたこともあり、いま現在働いている人と仕事のことについて話すシーンも見受けられました。

これは余談ですが。それにしても「恋愛」カテゴリーはなかなか需要がないですねぇ。まぁ恋愛という、赤裸々な(?)話ってなかなかできないものですし、話せる相手というのもかなり限定されるような内容なので仕方ないと思いますが。恋愛の代わりに何か話したいことがあればカテゴリーとして追加したいなぁと思う次第です。

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【雑感etc...】

今回はカテゴリー毎のグループトークを30分間にして、休憩を長めに取るように時間配分をしてみました。これまではトークトークの間の休憩時間を5分としていたのですが、それではちょっと慌ただしいよなぁと思っていたのです。そのためトーク①とトーク②の間は10分休憩、トーク②とトーク③の間は20分休憩としました。息抜きをしたり、カテゴリーとは関係ない雑談をしたり、途中だった話の続きをしたり、余裕を持たせることでより有意義に時間を使えた気がします。

トーク②とトーク③の間の20分休憩は、アイデアがあればちょっとしたレクリエーションとかをしてもいいかなと思ったりもしています。普通に休憩しても計算上まだ10分くらいあるので、ちょっとした何かを企画してもいいですし。といっても私にはいまいち思いつかないので、参加者のみなさんに提案してもらえたらなと思います。

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【参加者の感想】

Kさん

自分が抱えている孤独や人間関係といった生きづらさについて
話すことができ、気持ちが少し軽くなりました。

始めは緊張しており、あれこれと話が飛躍していたと思いますが
参加者の皆さんが熱心に話を聞いてくれていたため
自分の生きづらさを途切れ途切れながらになりながらも
話すこと、伝えることができ、とても嬉しかったです。

また、自分と似た境遇や症状を持つ参加者の方もおり
皆さんがどうやってそれに立ち向かっているのかを
自分の成長への糧として話を聞きたいとも思っています。

今回参加したことはとても有意義でした。
皆さんと話すことも皆さんの話を聞くことも楽しく
今回は時間の許す限りでしたが、できるだけ長く
皆さんと時間を過ごしたいと感じました。

改めてこのような会に出会えた事、参加できた事を感謝いたします。
自分の生きづらさがすべて解消された訳ではないので
来月以降も参加させていただくかと思いますが
その際には、よろしくお願いいたします。

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【お知らせ】

ちゃんとした告知は来週するつもりですが、次回開催は4月23日を予定しています。参加を検討中の方は来週の告知エントリをご確認ください。

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以上、つっきーでした。
それでは次回更新をお楽しみに。

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「石の裏だより えんぴつメガネ卒業特別号」あります。

 

明日はダンゴムシの会ですね。

今回で21回目みたいです。みたいです、なんて他人事みたいな言い方ですが、毎回過去のエントリを見直さないと分からないんですよね。そもそもブログぐらいでしか「第〇回」なんて使わないですし。

まぁでも、もう20回以上も開催していて、もう間もなく設立から2年が経つんだと思うと、参加者が新しく入っては抜けていったり、そうやって増えたり減ったりしながら、この会も変化してきたんだよなぁなんて考えてしまいます。

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さて、明日の会をもってえんぴつさんは卒業ということになるのですが、私つっきーの思いつきで「石の裏だより えんぴつメガネ卒業特別号」を製作しました。内容としてはえんぴつさんからの寄稿(?)と、えんぴつさんと新代表ともさんの対談です。まあまあの出来にはなってると思うので、興味があればぜひご覧ください。そうしていただけると私も報われた気になれるので。

  ➡ 石の裏だより特別号.pdf - Google ドライブ

昨年末に「石の裏だより 第1号」を公開しましたが、その後なかなか作ろうとはならなかったのです。実際、結構大変だったんですよね。「とてもじゃないけど毎月作るなんて無理」というのが本音でした。したがって今後も一応、不定期更新ということになりそうです。なくしたくはないなぁと、個人的には思っているのですが。

まぁでも、ダンゴムシの会についてみなさんに知っていただく機会、またダンゴムシ参加者がなにか1つのことを協力してやってみる機会として、この新聞に限らず、アイデアがあればカタチにしていきたいなと思う次第です。

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ただ漠然と受け身的に会に参加するのではなく(もちろん慣れるまではそれでいいのですが)、各々が他の参加者との関わりのなかでやっていくということ、1つのコミュニティとしてダンゴムシがより良い場所になることというのは大切だと思うのです。

生きづらさを吐き出すと同時に、他者との関わりのなかで成長できたらいちばん良いのかなと思います。成長というと大袈裟かもしれませんが、すこしずつ生きづらさがなくなっていくとか、自分の生きづらさに今一度ちゃんと向き合って解消に向けて取り組んでみるとか、逆に「あれ、意外と自分って~なのかも!?」という気づきを得るとか、どんなに些細なものでもいいのです。それを何かのきっかけにしてもらえたら、会としても嬉しいです。

話してみることで気づくことってたくさんあります。自分の話を聞いてくれた人の何気ない一言のなかにヒントがあるかもしれません。他者との関わりのなかで身に付くものもあるでしょう。はじめは緊張したりということもあると思いますが、必要以上に構えたり隠したりすることなく他者と接してみるという挑戦をしても大丈夫です。ダンゴムシは安全基地。みんなにとって居心地のいい場所でありたいものです。

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【お知らせ】

3月26日開催のダンゴムシの会、参加希望は本日18時で締め切らせていただきます。開催要項や参加希望の仕方等、詳しくは以下の記事でご確認ください。

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以上、つっきーでした。
それでは次回更新をお楽しみに。

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新代表からご挨拶

 

当ブログやTwitterアカウント、さらにはグループLINEの連絡等まで担当しているためなのか、「つっきーさんが代表だと思ってた」という声もちょこちょこあって、その度に「こんなにテキトーでユルい人が代表なわけないじゃん」と力説しています。ちなみに私は8割がた会当日に遅刻するような人間です。自慢することじゃないのですが。

そんなこんなもあって、そして何より(本当の)代表の声を発信したいなという私の個人的な想いもあって、今回は新代表から挨拶をいただきました。えんぴつさんの跡を継いだのはともさんです。えんぴつさん直々のご指名もあったのですが、いくつかの理由から適任だろうと他の参加者さんの同意があったのです。はい。

というわけで以下、「ダンゴムシの会」新代表のともさんからのご挨拶です。

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【ご挨拶】

はじめまして

「石の裏のダンゴムシの会」代表の とも と申します。3月でえんぴつさんが抜けるということで主催がわたしになりました。よろしくお願いします。

私はダンゴムシの会設立当初からずっと参加していまして、えんぴつさんと会のことを相談しながらやってきた、陰のサポート役でした。

今後の運営方法としましてはひとりで運営するのではなく、役割をシェアし、複数人の運営チームとなり会を進めていきたいと思っています。複数人で進めることで、ひとりの負担も減り、メンバーさんの得意分野を行かせたり、苦手なところは補いあえるのではないかな、と思います。「助けて〜」「手伝って〜」と気軽に言い合えて、相談し合える、助け合いながら成り立つ会にしていきたいなと思っています。

運営に参加してみたいという方は、わたしまたはつっきーさんまで教えてください!

わたしについて

わたし自身は機能不全家族で育ったアダルトチルドレンです。父はアルコール依存症でカルト宗教を信仰する母からは幼少時に虐待、マインドコントロール、元同棲相手からDV、精神科病院で5年間の闘病生活を送ってきた過去をもっています(笑)

ドラマに出てくるような波瀾万丈な人生を歩んできて、いまなお生きづらくはありますが、なんとか生きれています。実家を脱出してすぐに参加したコミュニティがダンゴムシの会で、とても助けられてきました。参加当初は虐待を受けていたと言葉に出すのもこわかったことも、「わたしはACサバイバーです。」と始まる自己紹介を続けてきたことで、だいぶ整理がつきました。

社会の中で言えば、否定されたり冷たくあしらわれて傷つくことも、どんなささいな悩みも、安全基地であるダンゴムシの会では受けいれてもらえるし、否定をされないことが救いでした。いまも、みんなに支えられています。

さいごに

わたしが参加するみなさんと共有したいなと思うのは笑顔と安心感です。いろいろつらいことがあっても、とりあえず吐き出してみたらなんか楽になって安心したり、他愛もないことで笑えたりします。そんなふうに過ごせる居心地の良いダンゴムシの会にしていけたらいいなと思っています。

この安全基地をきっかけにみなさんが楽になったら嬉しいな、なんて思っています。これからもいろんな人と、出会えることを楽しみにしています。

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【お知らせ】

3月26日開催のダンゴムシの会、参加希望受け付けてます。開催要項や参加希望の仕方等、詳しくは以下の記事でご確認ください。

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以上、つっきーでした。
それでは次回更新をお楽しみに。

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【告知】3月開催のお知らせ(2017/3/26)

 

3月ですねぇ。

3月といえば別れの季節です。えんぴつさんも今月の会をもって卒業しますが、みなさんも卒業等、これから環境が変わったりで不安を感じる時期かもしれません。環境等の大きな変化はなくても、「心機一転して頑張ろう!」とお考えの方もいるかもしれません。

「不安で仕方ない…」「頑張ろうとは思ってるんだけど…」なんて思っている方、ダンゴムシの会で抱えている生きづらさを吐き出してみませんか。新たな出発のためのちょっとしたきっかけになるかもしれません。あくまでも「なるかも」ですけど。(笑)

というわけで今月(3月)の告知です。

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【開催要項】

 〇日時 : 3月26日(日) 13:00~16:00
      その後、二次会もあります(自由参加です)
 〇場所 : 新宿駅近くの貸し会議室(予約済みです)
 〇費用 : 3100円 ÷ 参加者数(貸し会議室代です)

  ※利用する会議室のスペース上、最大でも13名ほどが限界です。
    参加希望者がそれを上回った場合、参加を締め切らせていただきます。
  ※参加希望状況は随時、追記(Twitterでもお知らせ)していきます。
  ※集合等の詳細は、参加希望者の方にのみ、別途お知らせします。

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【追記:参加希望状況(3月17日22時30分現在)】

現在、計12名(男性8名、女性4名、うち初参加1名)です。締め切りも近いと思われます。参加希望のご連絡をいただいても、人数の関係上お断りすることがあるかもしれません。参加希望者の方はお早めにご連絡ください。

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【参加をご希望の方は】

お手数ですが、以下のメールフォーム(お問い合わせ)にて各質問事項に回答の上、送信してください。明らかに不審な方である場合は参加をお断りすることもありますが、基本的にはどなたでも大歓迎です。確認次第、こちらから折り返しメールにてご連絡します。

goo.gl

なお、質問事項にもありますが、ダンゴムシの会では連絡手段として主にLINEを利用しています。大半の参加者にはLINEグループに入っていただいていますが、LINEをやっていなくても(グループに入らなくても)参加できます。その場合でも、次回からは同メールフォームにてより簡単に参加希望ができます。

LINEのグループに入っていただける場合、返信メールに私 つっきー のQRコードを添付しますので、まずは友達登録をお願いします。お互いに友達登録しましたら、①ダンゴムシの会の全体グループ②今月参加する人だけのグループ の2つに招待します。①はこれまでの参加者全員が対象で、共通連絡や毎月の参加確認をするためのグループです。②は当日の具体的な集合場所や集合時間についての連絡、また集合時の連絡(遅刻や場所が分からない場合等の連絡)に使います。その月の会が終わったら、このグループは解散します。その他詳しいことはメールにてお伝えします。

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以上、つっきーでした。
参加希望お待ちしております。

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