石の裏のダンゴムシ

みんなの安全基地。生きづらさを感じている人のための居場所です。

第9回ダンゴムシの会レポート(2016/3/27)

ダンゴムシの会をやってきました。「今回で何回目だ?」と思って、数えてみるともう9回目になるんですね。だいぶ回数を重ねてまいりました。参加してくださるみなさんのおかげです。

 

さて、今回もいつもどおり新宿にある会議室を借りて、そこで語り合いました。会議室はおなじところではなく、毎度新宿でさがしてちがうところを利用してます。毎回、人数がちがうので固定するわけにいかないので。

 

今回の参加者さんは僕も含めて、9人でした。男性が6人、女性が3人。9人のうち、3人がはじめて参加してくださった方たちです。前回ははじめての方がいなかったので、今回は3人も来てくださってうれしかったです。

 

いつものように、会の説明をして、一人ひとり自己紹介をしてもらってから、話したいカテゴリー別に分かれてトーク、をしたかったんですが、カテゴリーごとに振り分けるところでちょっとつまずいてしまいました。うまいこと人数をふりわけるのがうまくいかなくて、ちょっとぐだっちゃいました。

 

結局、カテゴリー別に分けるのをやめて、適当に3人ずつにわかれて好きなように話してもらう形に変えました。結果的にはこれでうまくいったのでよかったんですが、次回はもっとスムーズにいくように対策を考えておきます。

 

30分話して、5分休憩。いま話した3人でグッチョッパをして、また3人グループをつくって30分話す...というのを3回繰り返しました。今回のダンゴムシで思ったのは「みんながんばって生きているんだな...」ということでした。

 

はじめて来られた方の話を聞いていると、これまでにいろんな苦労を経験しているようでした。うつ病だった過去や、ご両親との離別や、いじめなど。それでも一生懸命、就活に取り組んだり、自分に合う職場を見つけるため、職場を転々としたりして、がんばっていらっしゃるようでした。

 

なんかもう単純にすごいな、と。あんまり人の人生と比べるのはよくありませんが、僕なんかよりいろいろ辛い思いもされてきただろうに、それでも向上心をもって努力されているのはほんとにすごいな、と。そう思いました。

 

というか、ダンゴムシの会に来る人はみんなすごいです。がんばっています。僕だったら、ダンゴムシの会に参加する勇気はないです。自分が企画する側だからできているだけであって、自分が参加する側だったら、ちょっと勇気がありません。「なにかのきっかけにしたい」と考えて、ダンゴムシの会に参加しようというその行動力がすごいです。

 

生きづらさを感じている人も、もちろんそうでない人も、みんながんばって生きています。すごいです。ダンゴムシの会をやって、いろんな人の話を聞いて、いつもそう思います。ちょっと上から目線でしょうか...すいません。

 

会が終わったあとは、せっかくなのでいつも近くのファミレスに行っています。もちろん自由参加で、行きたい人は行く、別にいいやって人は行かないって感じにしてます。今回は9人全員でサイゼリヤに行きました。そこではまあ他愛もない雑談をしてきました。

 

たしか19時ごろにお開きにしたかと思います。たくさんおしゃべりをして、いい疲労感を感じながらみなさんとお別れしました。ちなみに今回、静岡県茨城県から来られた方がいました。ダンゴムシの会にわざわざ遠方から来ていただいて、恐縮でした。決して安くはない交通費を出してきていただいているので、満足してもらえるようにがんばらなければ、と思っていましたがあんまり自信はありません...。

 

そんなこんなで9回目のダンゴムシの会は無事に終わりました。回数を重ねるごとに、改善点とかも目に付くようになってきているのですが、いまいち打開策を見つけられてません。いろいろ試しながら、すこしでも居心地のいい会にしたいです。

 

ちなみに次回は4/24(日)にやる予定です。くわしくはまた告知ブログを書きますので、それをお待ちください。