石の裏のダンゴムシ

みんなの安全基地。生きづらさを感じている人のための居場所です。

第15回ダンゴムシの会レポート(2016/9/25)

しばらく雨が続いています。しかし僕は晴男のようです。先日のダンゴムシの日は久しぶりに晴れ間が覗いて、気温も上がりました。じめじめしていやな汗をかくくらいの陽気で、嬉しいんだか不快なんだか複雑な天気でございました。

 

そんななか15回目のダンゴムシ、無事にやってまいりました。今月は9人が参加しました。男性7人、女性2人。はじめて参加した方は2人で、男女1名ずつでした。下は19歳から上は40歳まで、幅広い年齢層でございました。3か月連続でおなじ会議室を利用しまして、先月同様カーペットに座ってまったり話しました。

 

今月もいつもどおりカテゴリー別に話しました。25分+5分休憩を4回繰り返しました。カテゴリーは先月とおなじ8つ。内4つは先月から新しく入れたカテゴリーです。そのカテゴリーは以下の8つ。

  • AC、毒親
  • 仕事、働き方
  • 対人関係、コミュニケーション
  • 恋愛
  • ポジティブ
  • ネガティブ
  • ほめあおう
  • みんなの対処法

今回は「仕事」「ネガティブ」が人気でした。逆に「ポジティブ」「ほめあおう」「みんなの対処法」は誰も選んでいなかったような。来月からこれらのカテゴリーは失くすかもしれません。代わりにまた新しいものを思いつけば試しに入れてみます。

 

いろんな話をしましたが、結局ダンゴムシの会の意義は「吐き出すこと」なんだと再確認しました。いろんな人がいろんな生きづらさを抱えてやってきます。それぞれの悩みを尊重しながら耳を傾け、共感しあいますが、その問題を解決することはできません。なにかアドバイスを送ったり、知ってる情報をシェアしたりはしますが、根本的に解決しようとする場ではないんだな、と。カウンセラーがいるわけでもないですし。

 

じゃあ無意味な時間なのかというと、そうでは決してない。ふだんは言えない悩みを人に話す。それだけでかなり意味があります。話しただけでは問題は解決しないけども、でも心は軽くなります。あれだけ深刻に思い詰めていたことが、そこまで深刻な事態ではないのかもしれない、と思えたりするかもしれません。そう思えることで結果的に問題が解決へ向かうかもしれないですし。

 

ふだんの人間関係では出せない自分をここでは出せる、という人もいます。僕もそうです。べつの場面ではいまだにコミュ障ですが、ダンゴムシのときばかりは比較的、饒舌になれます。自分の「ダメなところ」や「生きづらさ」をみんなが知っているうえで付き合う人間関係というのは非常に気楽です。

 

また今月もなにが言いたいのか分からなくなってきました。

 

何はともあれ、今月も無事に終わりまして。いつもどおりサイゼで二次会もやりまして。いい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

 

ここからはちょっとした連絡事項を2つ。

 

まず来月の予定なんですが、久しぶりに新宿御苑でやろうと計画しています。たしか4月?に一度新宿御苑でやりましたが、それ以来ということになります。涼しくなってきて気持ちのいい季節でしょうし、ちょっと身体を動かしたりもできるかもしれないですし。天気しだいなので確定ではありませんが。

 

それからツイッターではちょこちょこつぶやきましたが、近日スカイプダンゴムシの会をやろうと計画しています。ダンゴムシの会に興味はあるけども、地方に住んでいて参加できない、とか、予定がいつも合わなくて参加できない、とか、直接会うのには抵抗があるけど電話なら、とか。そんな方がいるかもしれないと思い、とりあえず試しにやってみようと思っております。いつ、どんな形でやるのかはまだ考え中なんですが、おそらく「金曜の21時から」になるかと思います。いつの金曜かは決めておりません。来週か、再来週かと。

 

スカイプの件はいろいろちゃんと決めたら個別に記事を書いてお知らせします。来月の告知もまた後日書きます。

 

以上、えんぴつメガネによるレポートでした。