石の裏のダンゴムシ

みんなの安全基地。生きづらさを感じている人のための居場所です。

私の生きづらさ ― つっきー

 

こんにちは、つっきーです。

今日と明日は特に寒いらしいです。寒さに弱い人間としては、たまったもんじゃありません。キーボードを打つ手、そして指がどんどん冷たくなっていきます。体調管理に気をつけたいところです。

さて、今日のブログですが、「私の生きづらさ」つっきー編をお届けしようかと思います。あんまり生きづらさっぽくないかもしれませんが、もし興味があれば目を通していただけると嬉しいです。

 

 

――――― 以下、本編 ―――――

 

えっと、まず先に断っておこうと思うのですがぼく自身、あんまり「生きづらいな」とは思っていません。あることで悩んでいるとか、こういう不安があるとか、そういう誰にでもある感覚に近いと思っています。

これまでの生い立ちについて振り返ってみても、正直なところ、これといった問題があったわけではありません。家庭内で特別何かあったわけでもありません。ダンゴムシの会には学生時代(中学とか高校とか)から人間関係で悩んでいるという人もいるのですが、ぼくは別にそんなこともなかったです。劣等感のようなものもありません。

生きづらさを感じている方々と区別する意図はまったくないのですが、このようにごくごく平凡に普通に生きてきました。ダンゴムシの会に参加される方々の話を聞いていると、自分がこれまでどれだけ幸せに生きてきたかと考えることもあります。だからもしかすると今日お話しすることは、みなさんとはまた別の感覚で語られるものかもしれないので、合わなくても「そういうこともあるのね」とでも思ってください。

HSP

たびたび取り上げているのでご存知かもしれませんが、ぼくはどうもHSPみたいなのです。小さい頃からまぶしい光や大きな音が苦手なのですが、とりわけ音に関してはとても敏感です。

身近なところで言えば、掃除機や洗濯機の音がどうしてもダメです。音に圧倒されるので掃除機は持っておらず、掃除はほうきとかクイックルワイパーでします。洗濯機はさすがにありますが、洗濯中はちょっと心がざわつきます。昨日なんか、脱水中にガタガタと物凄い音を立てたものだから、恐怖に似た感覚を覚えました。

それから、HSPを取り上げた前々回のブログにもありますが、ぼくもまた基本的に憶病で引っ込み思案なところがあります。あれこれ考えなければ、そうやって深く考えた上でなければ、行動に移すことができません。それに過剰な刺激は避けたいので、なるべく物事を平穏無事に進めたいところなのですが、そうはいかない場合に「どうしよう」となってしまいます。

決断できない

よく周囲から「いつも冷静だよね」とか「客観的に物事を見られる人だよね」なんて言われたりします。その言葉通りに受け止めれば、これらはぼくの長所なのだと思います。

でも客観的に物事を捉えすぎるせいか、いろんなことを考慮するので優柔不断になりがちです。これは先ほどのHSP的性質にも似ています。あらゆる可能性やリスクを考慮してしまうので、「あれもダメ、これもダメ、どれもダメ!」となって途方に暮れてしまったりするわけです。

いちばんの問題は、「結局は分からない」ということを認めていることです。なにひとつ確かなことなんてないような気がしているのに、いやだからこそ、どうすべきか分からないし決められないのです。消極的なタイプだと思われやすいですし、まぁ実際そうなので仕方ないのですが、いつも確信を持てずにいます。

働くこと

いまニート生活3年目ですが、あれこれ考えすぎたり、チャレンジするという刺激的な体験に気後れしたりと、なかなか一歩を踏み出せないでいます。そろそろ就職したいなとは思っているのですが、その前段階の就活のハードルが高いのです。そればかりは本当に困っています。

自分の性格的に、競争を強いられる状況に置かれるとストレスも溜まるし、どーっと疲れてしまいます。またこれもHSPの性質かもしれませんが、緊迫感が苦手です。幼い頃、家族が喧嘩していると耳を塞いでいました。その場の緊張感に耐えられなかったのだと思います。さすがにもうそんなことはありませんが、やはり根っこの部分は変わってなくて、ピリピリした雰囲気の中には長くいられません。実際に働く以上に、面接に行くことの方が怖いです。

競争する、せわしなく動く、〇〇ハラスメントなんてものも見受けられる、そんなストレスフルな社会です。「そんなの甘えだよ」と言われてしまうかもしれませんが、HSP気味なぼくにとっては、そういう環境下でやっていくのは結構難しいのです。そういうのを上手く避けて働いて、そのお金で生活していけたら良いのですが。

まとめ

そんなわけで、書いてみて思ったのですが、ぼくが抱えている問題の根本にはHSP的な気質があるようです。「生きづらい」という感覚はありませんが、ぼくのような人間にとって生きにくい社会かもしれないな、とは考えています。

でも別に社会に絶望しているわけでもなく、自分を嫌いになっているわけでもなく、誰かを恨んだりしているわけでもなく、ただ「困ったねぇ」みたいな感じでひとり暮らしているだけです。ひとり、なんて横暴かもしれませんね。多かれ少なかれ、家族や友人に支えられて生きています。もちろん、ダンゴムシの会の人たちにも。

少なくとも、いまこうして生きていることに感謝できています。問題は、これから自分の足で生きていくためにどうしていくかということです。なかなか勇気を持って一歩踏み出すことができないでいますが、あんまり焦ったりせず着実に歩を進めていけたらいいかなと思っています。

 

――――― 本編終わり ―――――

 

 

お知らせ

26日開催のダンゴムシ、参加希望を受け付け中です。詳細は以下の告知記事をご覧ください。

dango64.hateblo.jp

 

 

以上、つっきーでした。
それでは次回更新をお楽しみに。