石の裏のダンゴムシ

みんなの安全基地。生きづらさを感じている人のための居場所です。

第36回ダンゴムシの会レポート(2018/06/24)

 

こんにちは、つっきーです。

早いもので今日で6月も終わりです。昨日、関東地方の梅雨明けが発表されましたね。「梅雨って仕事した?」と言いたくなっちゃうところですが、そこはまぁ仕事してなくても良しとしましょう。笑

さて、今日のブログは先日開催した6月会のレポートです。久しぶりの会議室開催でしたので、その辺も含めて書いてみようと思います。

 

6月会の概要

プログラム

最初に簡単な自己紹介をした後、前半は参加者がひとりずつ生きづらさを話していきました。それが終わって、後半は2~3人ずつに分かれてグループトークをしました。おおよそ最近の会と同様の進め方でやりました。

参加者の内訳

計8名(男性6名、女性2名、初参加は3名)でした。年齢層としては20代前半~30歳くらいが多かったでしょうか。細かいところでは参加者それぞれ、いろいろな生きづらさや悩みを抱えていらっしゃいましたが、「問題を抱えた家庭で育った」というところは多くの参加者に共通する部分だったように思います。

運営雑感

久しぶりの会議室開催でした。3時間という決まった時間のなかで、初めて参加した方も含め各参加者が充分に話せるよう、意識して進行していきました。

ひとりずつ話す時間については、ひとり10~15分くらいで考えていましたが、結果的には1人あたり10分弱くらいだったと思います。その人が話し終えるまで聴く側はただ聴いてあげること、質問やコメントなどは話し終わった後にすることを各参加者にお願いしました。

以前のブログでもちらっと書きましたが、聴く側の姿勢ひとつで話す側の満足度は変わってくるように思います。みなさん話したくて参加しているのだと思いますが、互いに気持ちよく安心して話すためには、「話を聴きますよ」と他者を尊重する気持ちが不可欠です。差し出がましいかもしれませんが、会としても今後、各参加者にそういった心がけをお願いしていきたいなと思っています。

参加者の感想

Tさん(初参加)

参加してみて改めて貴重な会だなと実感しました。初対面の人同士が自分の苦しさをさらけ出せるのも、会の雰囲気やこれまでの取り組みへの信頼があるからこそだと思います。

私自身も、想いの全てを吐き出せたわけではないですが、誰かに伝えることができたことで気持ちが楽になったと思います。
また、自分とは違う悩みを持っている方々が、自分のことを考えてくれるという経験は、この社会にもそういう人がいるんだという小さな希望のようにも思えました。

Bさん(初参加)

初参加で緊張していましたが、安心して話せる空間を作っていただき、感謝しています。
勇気を出して参加してよかったです。
生きづらさを抱えながら、それぞれ頑張ってきた姿に、勇気をもらいました。
またひとつ希望が生まれました。

 

お知らせ

7月のダンゴムシの会は、3周年ということでちょっとしたイベントのような感じを計画しております。今のところ22日(日)の予定です。来週のブログで告知をする予定ですが、初めての方でも楽しめるようなイベントにしたいと思っているので、お気軽にご連絡ください。