石の裏のダンゴムシ

みんなの安全基地。生きづらさを感じている人のための居場所です。

抱負とか想いとか。

 

こんにちは、つっきーです。

明けましておめでとうございます。新年1発目の投稿でございます。2019年もダンゴムシの会をよろしくお願いします。今年も毎月の会でみなさんにお会いして、いろいろお話できることが楽しみです。

さて、今日は年明け初の投稿というのもあるんですけど、運営雑記的に新年の抱負といいますか、こんな感じでやっていきますよーってこととか、逆にこんなことを意識して参加してもらえたらと思いますーってことを書いてみたいと思います。

 

相互理解を大切にしたい

会のコンセプトである『みんなの安全基地』に向けて、「話せる場所」「聴く姿勢」については変わらず意識して運営していきたいなと思ってます。毎回の参加者に簡単なアンケートに答えていただいて、その中で良かったと感じたことやイマイチだと感じたことを率直に教えてもらえるので、それを基にちょこちょこ変えたりもしていくつもりです。

具体的なことを言うと、すでに会のプログラムの中で「ひとりずつ話す」ということをやってるわけなんですけど、これをもっと充実した時間にしたいですね。この時間は、話す人(特に初参加の人)にとって重要な時間だと思うんですけど、聴く人にとっては退屈な時間だと思ってたりするんですよね。この温度差のせいですれ違いが起こったりするんです。

平たく言うと、話す側はまず聞いてほしいのに、聴く側がついつい口を挟んで話を逸らしてしまったら、なんか漠然とでも「話したいことを話せなかった」という印象を持っちゃいますよね。話を聴くというのは、その人(の立場や心情など)を理解するのにとても重要だと思うわけです。相互理解は人間関係の基本ですからね。

浮上のきっかけになれば

とまぁそういうわけなので、生きづらさというテーマで集まった者同士とは言え、みんなすこしずつ違うんだということを前提に接することが大切なのではないかなと思ってます。またその各人の違いの中には、それまでの自分にはなかった物事の見方や捉え方があって、それが自分を変えることもあります。これって幸福なり豊かな人生なりに繋がる大事なことだと思うんです。

参加者のみなさんがどんなモチベーションで会に来て、どんな価値観で日々過ごしてるのかは各々違うでしょうけど、言ってしまえば月に1回集まるだけなんですよ。それ以外はそれぞれ、別の地域や組織といった社会で暮らしてるんです。それなら会にいるときだけでなく、なるべく普段暮らしてる社会の中で穏やかに過ごせる状態になる方が、その人の人生にとってはるかに大きい意味を持つだろうと考えてます。ダンゴムシはいつかなくなるだろうけど、人生は生きてる限り続くんですから。

生きづらさの克服や解消は難しいのかもしれません。専門のカウンセラーや医師でも完全に治すのは無理でしょう。素人の集まりができるのは励まし合うことくらいです。きっと肝心なのは、ゆっくりでも良いから立ち直って自分で歩んで行こうという意思なのだと思います。それ以上落ちていかないようキャッチし、再浮上の始点となる場所として、この『安全基地』がみなさんの役に立てれば嬉しいです。

これから参加される方へ

初参加の連絡をするには、ちょっと勇気が必要かもしれません。どんな会なのか、どんな人たちがいるのか、分からないことだらけで不安に感じることでしょう。でもぜひ、抱えてる生きづらさで限界になる前に、ダンゴムシの会に参加していただけたらと思います。お待ちしております。

 

お知らせ

新年1回目となる1月会は、27日(日)を予定しております。告知は来週のブログにてする予定ですので、参加を検討されてる方はぜひご確認ください。