脱ニートのための本を読んでみました。
こんにちは、つっきーです。
今年も今日を含めて残り9日となりました。もう10日を切ってしまいました。いよいよ本当のカウントダウンって感じですね。明日は今年最後のダンゴムシ(というかクリスマス会)です。
さてさて、今日はちょっと本紹介をしたいなと思います。といってもすっごく雑な本紹介なので、気楽に読んでいただければ嬉しいです。
本紹介
今日ご紹介するのは『脱ニート完全マニュアル』という本です。
こちら、図書館のウェブ検索をしていたときに偶然見つけた本なんですよね。「脱ニート」というワードがめちゃくちゃ気になったんです。現在、絶賛ニート生活中の、そして就活して働こうかなと思っているぼくにとって、これほど興味惹かれる本のタイトルはありません。笑
文中にもあるんですけど、ニートのための就職本ってないに等しいくらい少ないんですよね。新卒向けか、もしくは社会人経験がある人の転職本はたくさんあるんですけど。だからニートが就活しようと思っても、頼れる本ってなかなかないわけです。これはニートにとって厳しい。
ネット上での評判も上々かなって感じなのですが、ぼく個人としても楽しく読めましたし、実際「なるほど~」と思えるところも結構ありました。就活しようと思って、じゃあ就活支援サービスに行って話そうと思っても結構勇気が要りますし、その間のワンクッションとして本書のような本があると助かる気がします。
精神的に脱ニート!
本書の第1章で、ニートの原因として「学習性無力感」と「自己肯定感のなさ」が挙げられていました。この点について、ぼくはあまり当てはまらないのかなって感じだったんですけどね。でも実際、ニートでなくても、生きづらさを抱えている人たちのなかには、これらに当てはまるという方も多いのではないかと思います。
こういう精神的なところから脱ニートしようということで、これらについてどのように捉えて克服・対応していけばいいかということが書いてあります。この第1章だけで、本書の約半分のページ数になるので、それだけ脱ニートの過程でこの「精神的に脱ニート」が重要だということなのだと思います。
第1章は現在ニートだという方はもちろんですが、学習性無力感や自己肯定感のなさのために生きづらいという方も、結構参考になると思います。
ニートの就活のコツ
第2章では、ニートのための就活講座というか、ニートが就活するにあたって考えるべきことや、履歴書作成や面接の対策などについて言及されています。「仕事」をどう捉えたら良いのかとか、実際に就活を始めるまでの手順とか、ハローワークの使い方や求人票の見方まで、ニートの痒いところに手が届いている感じです。
印象的だったのは、「ちょっとずつ自信をつけて、ちょっとずつ前進していこう」という姿勢でしょうか。いついつまでに絶対就職しようと思っても、それがプレッシャーになって空回りしてしまうとか。結局、一気に駆け上がろうとしても結構大変だし、そこまで頑張れないことも多いということなんですよね。
ぼく自身、そういうことをちょっと前に経験したのですが、たしかに一気にと思ってもうまくいかなかったりするんですよ。途中で息切れしてしまって休息が必要になったりするんです。時間(期間)的余裕をもって、気長にすこしずつやっていく感覚でいた方が、たしかに精神的にも良さそうではあります。
副業的な働き方
第3章では、副業的な働き方の例として、ネットビジネスのことが書いてあります。企業に就職するだけが道というわけではない、ということなんですね。ひとつの可能性として、そういう働き方もアリなんじゃないか、というお話です。
とまぁそういうわけで、だいぶざっくりとしたまとめではありますが、ニートの方はもちろん、それ以外の方にも有益な内容なのではないかなと思いました。文体というか口調もくだけた感じなので、読みやすいと思います。気になった方は、ぜひ本書を手に取って読んでみてください。
お知らせ
明日開催のクリスマス会、参加希望を締め切らせていただきました。ありがとうございました。